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難聴で手術することもあるの?

難聴で手術することは十分にあります。難聴の治療は基本、安静にすることで、最初は薬物療法で回復促進を試みます。しかし、それでも改善しない場合は手術で改善を試みます。伝音性難聴という外耳、内耳に機能障害がある場合、手術で難聴が良くなるケースがよくあります。手術時間は症状によって違い、術式も鼓膜に穴を開けるなど様々です。頭部から切開して大がかりな耳の手術をすることもあります。実際に手術で難聴が改善され、日常生活に支障がなくなる人は少なくありません。難聴の手術と一口に言っても種類によって方法も色々です。滲出性中耳炎で聴こえにくくなっている場合は、鼓膜を切開して水を抜く手術をおこないます。切開した鼓膜は1週間程度で塞がりますが、滲出性中耳炎は再発することが多いと言われています。蝸牛という振動を内耳器官の中で電気信号に変換する役割を持つ器官に問題がある場合は、人口内耳と電極を蝸牛に挿入し、蝸牛の代わりに電気信号を脳へ送るための手術を実施します。先天性の難聴を除き、難聴には治療法が色々あるので、手術をする前にできる限りの治療をすることです。

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